【NANA続編は書かない?】矢沢あいが描く未完の物語に再び火がつく日

 

【NANA続編は書かない?】矢沢あいが描く“未完の物語”に再び火がつく日


あの衝撃から15年。『NANA』の時間が止まったままの世界

2000年代初頭、少女漫画界に旋風を巻き起こした矢沢あいの傑作――『NANA』。

東京で出会った、名前も正反対の人生も“ナナ”な二人が織りなす恋愛と友情の物語は、圧倒的なリアリズムとスタイリッシュな世界観で、当時の若者たちの心をガッチリ掴みました。

そんな『NANA』が、2009年8月号を最後に突如、休載に。

理由は作者・矢沢あいさんの急病。公式にも「療養のため」と発表され、そこから長い沈黙が続くことになります。

あれから15年。いまも物語の続きを待つ声は途切れることがありません。


「矢沢あいさんはもうNANAの続きを書かないの?」──ファンの最大の疑問

はっきり言いましょう。この問いに対する明確な“YES”も“NO”も、今のところ存在していません。

しかし、2022年に開催された矢沢あい展で、彼女はこんな希望の言葉を残しています。

「ゆっくりではありますが、『NANA』の続きを描いていけたらと思っています」

ファンにとっては涙が出るほど嬉しいメッセージ。

でも、ここで期待しすぎるのは禁物。**「描いていけたら」**という表現が意味するのは、前向きな気持ちはあるけれど、現実的にはまだ不確かな状況であるということ。


なぜ『NANA』はここまで人の心を掴んだのか?

『NANA』がここまで語り継がれる理由は、「ただの恋愛漫画」では終わらなかったからです。

  • ファッションと音楽:キャラがまとう服も、物語を彩る音楽も、すべてが時代の先端。

  • リアルな葛藤:ナナもハチも、私たちと同じように悩み、傷つき、前に進もうとする。

  • 人間の弱さと美しさの両立:登場人物全員が“不完全”だからこそ、心に刺さる。

なかでも、ロックバンド「BLACK STONES」のギタリスト・レンの死は、作品のムードを一変させました。この“闇”があるからこそ、『NANA』はただキラキラした青春漫画では終わらなかったのです。


“未完”だからこそ美しい──でも、やっぱり見たい「その先」

ナナ・オオサキとナナ・コマツの物語は、まだ終わっていません。

ナナはレンの死を背負いながら、音楽の道を進むのか?
ハチは母として、女として、どんな選択をしていくのか?

最終回が描かれていないからこそ、ファンは想像の中で何度も続きを描き、語り合うのです。

SNS上では、

  • 「あのラストシーン、どうなる予定だったの?」

  • 「ハチは最終的に誰と結ばれるの?」

  • 「ナナはいつ帰ってくるの?」

といった声が、今でも毎月のように飛び交っています。


海外でも再燃するNANA熱

『NANA』は国内だけでなく、海外でもカルト的な人気を誇っています。Netflixなどでのアニメ配信、英語翻訳版の人気…日本発の少女漫画が、“世界共通言語”として愛され続けているのです。

アメリカのファンサイトでは、いまだに「ナナ再開の可能性」に関するフォーラムが立ち上がり、1日に数十件の投稿があるほど。


いま“描かれない”物語に、私たちは何を見るのか?

矢沢あいさんは、ただの漫画家ではありません。
読者の心の奥深くまで潜って、そこに“生きている感情”を描いてくれる作家です。

だからこそ、彼女が体調を崩したことも、誰よりも重く受け止めるファンが多かった。

だからこそ、“続きを待つこと”すら、もう一つのストーリーになっている。


まとめ:NANAは、まだ終わっていない

矢沢あいさんが『NANA』の続きを描くかどうか──答えはこうです。

「今はまだ未定。でも、完全なゼロではない」

今も変わらず続編を望むファンがいて、矢沢あいさんも希望を語っている。
それだけで、私たちはもう少し、待ってみようと思えるのです。

“ナナとハチがもう一度出会う未来”を信じて。


\ あなたはどう想像しますか? /

『NANA』の続き、あなたならどんな展開を望みますか?
コメント欄やSNSで、あなたの「NANAへの想い」聞かせてください。


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